フリーランスこそ月額制で働く方が上手くいく。時間労働型の落とし穴
どうも松井です。
僕が独立した当時、時間計算で見積もりや費用を算出してたんですが、すぐに時間が埋まってしまいすぐにキャパ不足になったり、常に働かないと売り上げが立たないと言う状況でした。
フリーランスになると、ついつい時間労働型になってしまうんですがこれが非常に良くなかったです。
時間労働型のメリットは時間以上の稼働に対しては費用がかかるので、自分が決めた時間稼働できる=それがお金になると言うことです。時間をコントロールする上では非常にスマートでした。
ただそれだと、必ずしも顧客満足に結びつくとは限りませんでした。
なぜ時間労働型がダメなのか
時間労働していると働く時間が長くなる一方で、インプットする時間が少なくなるため、次の投資の時間に使うことができず、すぐに頭打ちになってしまいます。
時間労働型は一番始めやすい受託のやり方である一方ですぐに上限に達してしまうデメリットがあります。
また時間労働で働いてる方より月額固定の方が成果にコミットもしやすい。もちろん、月額食べ放題になってしまうと受け手側疲労困憊になり、離脱の原因にもなるので双方間で何をいつまでにやるのかは確認をとっていく必要があるのですが。
成果重視で仕事を進め、空いた時間は自分の投資に使った方が非常にメリットがでかいです。空いた時間でインプットして、さらにそれを実践していく方が顧客満足度も上がります。
フリーランスは常にストック式を意識する
それに時間労働型の場合、あくまでも時間中心となるため稼働時間以外は売り上げがらないのがネックです。であれば、時間単価をあげていくしかなくネームバリューがない場合、両者共にあまりメリットがないような気もします。
であれば、できるだけお互い良い協力体制をどうしたら築けるか考える方がかえっていい関係が気づけるのではと思っています。
月額制でストック型にしておく方が、仕事としても成長しやすいですし、より良い提案をしやすい。提案しすぎるバランスは大切ですが、作るだけはなくアイデアなどをいってくれる方が少ないため、よい信頼関係も築きやすいです。
僕自身も、時間労働から月額制に切り替えた事でずいぶん見通しもきくようになりました。
まずは成果にこだわり月額型を導入しよう
受託の場合は、基本的に成果中心の方がwinwinの関係になりやすい。それは、仕事を出す側のニーズとして時間労働ではなく成果物だからだと思います。
特にサービスや業務システムの場合は、工数の見積もりが難しくその場その場で改善すべき内容も変わってきます。月額固定しておけば頼む側も先の予測も立ちやすく計算しやすく見通しも立ちます。
請負受託<時間労働<月額固定
バッファがかさむたびに稟議や見積もりを出す完全請負型より時間労働型は頼む側としては優れているのですが、結局のところ時間が増えるたびに費用もかさんでしまうため上記のような式になるのかなと思ってます。
週ごとの改善で進行を可視化する
進め方は担当の方と毎週定例でミーティングする日を決めていつまでにやるかと、何をやるかを決めておいて、その中で週ごとにできる事を双方確認の元で決めて進行するようにしています。そうする事でボタンの掛け違いも防げ進行内容も明確になります。
週ごとの改善の場合、常に優先度が変わるプロジェクトでも柔軟に対応できる為素早い切り替えができます。決まったものを作って終わるウォーターフォール型と言われるものと大きく異なる部分だと思ってます。
実際、自分が関わっている殆どのプロジェクトでも優先度が変ったりするケースが多いです。
それに常にプロジェクトの事を考えてたりすると、新しいアイデアが浮かび試したいと思う事もあるかと思います。
やはりそういった場合に、すぐに実行できる環境があるとビジネスにもすごく有利です。
やりとりはslackなどのチャットツールを使っているプロジェクトがほぼなので不明点などについては随時チャットで確認をとる形にしてます。
プロジェクト次第ではゆき不向きがある
ただ最後に注意しなければいけないが、月額制にもゆき不向きがあります。例えば、受託の方向性などが変化があまりないホームページやランディングページなど単体のものも受託制作しているフリーランスの方は少し不向なのかもとは感じます。
月額制の場合のイメージとしては、作ったら終わりのものではなく、会社外のwebチームを持つようなかたち。その場その場で必要なものをつくっていきます。
肌感として、どんな企業でも事業の理解や業界理解が必要となるため、常にコミュニケーションを取れるやりかたの方がチーム意識も強く協力体制をとりやすい気がします。改善していきたいが常にあるため、自分自身も協力体制を取れるような意識をもってます。
あとは作った後に依頼するものがないのような場合は、月額制でのやりかたにはあまり向かないかと思うので月額制にしてみようと思う場合には注意が必要です。