デザイナーは、デザインをどうやって決めているのか

デザイナーは、デザインをどうやって決めているのか

こんにちは!マツイです。

以前から、よくプログラマーの方々と話すと、「デザインって難しいですよね、プログラムには答えがあるけど、デザインの答えってなさそうなので、どうやってそれが良いにたどり着けるんですか?」という事を聞かれた事があり、その事について考えてみました。


デザインの定義

デザインと言う言葉は抽象度が高いので定義を念のためにしておきます。

デザインの定義ですが、デザインは大きく分けて全体設計の意味でのデザインとビジュアルデザインとしてデザインと分けることができると思います。 前者は、なぜ作るのか、何を作るのか、どうして作りたいのか、形ではない考え方や伝え方を作ったり理解を深めるデザイン。加えてどういう方向性で進んでいくのか、どういうプロダクトにするのかなどの戦略的な部分です。

後者は、可視化された造形の事を指しています。ユーザビリティであったり、前者を元にした「らしさ」を作りアウトプットとするためのデザインです。 ちなみに、ビジュアルデザインで言えば、この「らしさ」って言うのは非常に大事だと思っています。このらしさによって、線を引き物事の判断基準を作っていると思うからです。


デザインに正解はあるのか論

デザインって正解があるのかという話がありますが、デザイナーの中でもこの意見は、別れる場合があります。そもそも決定する行為には前提として正解がないといけないです。

もし正解がないという言葉を発言するといことは、ある意味で方向性が無いとも感じれます。方向性が無いものをデザインしていても答えがないのは、当たり前のように思ってしまいます。

デザイナーは、事実に対して具体的な提案や根拠を求められる場合が多くあります。そのときに、僕はこう言う風なデザインが好きでという話ではなく、事実があり仮説があり、デザインの話をしていかないとなかなか伝わりづらいのではないかと思います。調べてみても、決着はつきませんが、様々な見解がありました。


https://irec.jp/web-create/correct/


https://note.mu/manaty_note/n/n84bbffb6b97c


https://acthouse.net/answer


https://monokoto68.com/web-design/


くまモンのデザインの裏側

くまもんでお馴染みの水野学さんが以前ドキュメンタリーに出ていた時に、くまもんのデザインを決める裏側を放送していた回があります。沢山のくまもんのイラストが書かれたA4サイズの用紙を壁一面に張り、そこから、くまモンらしさを探る様子です。 これは「くまもーん」だよねとか、これだと「クマもんっ」だねとというそんな会話が飛び交っていました。一見、え?ってなるかとおもいますが、ただ、目の向きにしても情報が詰まっています。 目が上を向いていれば、何か考えているようにも見えますよね?そうやって情報ができるので、この辺のコントロールを細かくしていくのがデザイナーの仕事であるし、いわば、大量の情報をハイスピードで、正しく視覚化していけるのがデザイナーなのだろう思いました。


私自身の話

デザインの話をしておきながらですが最近、サービスを自作したりや、携わっていることも多く、自分の屋号のデザインという文字がしっくりこなくなってきました。 現状では、サービスもデザイン周辺に関わらせて頂いてるので、デザインといえばそうなのですが、関わり方をサービスに振り切りたかったり、もっとエンターテイメント性を持たせたかったり、サービス自体をプロディースしていきたかったり今はするので、デザインを削ぎ落としたい思ったりすることが多々増えました。 コンセプトはそのままに手段はどんどん変えていきたいなと思っています。ただ、名前を変えるタイミングは難しいですね。。

ではでは、またです。

松井 貴史
顧問・パートナー型の受託専門WEBデザイナー兼ディベロッパー。UXUI改善運用からWEBシステム開発までワンストップで提供しています。自身でもデザイナー発!個人開発者として日々の気づき、アクション、考え、ノウハウをTwitterで発信中。オンラインゲームSAKETUMA開発

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