デザイナーがプログラムを学ぶとなぜ価値が上がるのか?

デザイナーがプログラムを学ぶとなぜ価値が上がるのか?

どうも松井です。

デザイナー発!サービスができると思って始めたプログラミングなんですが、仕事でもデザインから実装部分まで受託するようになったりと、デザイナーとして活動していたら受託しなかったと思うことばかりです。

その中でデザイナーの方こそプログラミングを学ぶとなぜ良いのかをまとめたので、これからプログラミングを学びたいと思っている人への参考になれると嬉しいです。

WEBデザインとUIデザインは違うの?

最近業界的によく聞くUIデザインとWEBデザインには製作はもちろん、設計の違いがあります。詳しくはこの記事がわかりやすいです。

WEBデザイナーとUIデザイナーは違う職業なの?(求められるスキルや傾向など)

WEBデザインはコーポレートサイトなどを主にデザインするのに対し、UIデザインはWEBサービスやアプリのデザインに主に携わります。個人的には装飾が苦手と感じてる方はUIデザインに向いてるのではと思う部分もあるため、お勧めです。

またUIデザインはシステムが絡んでる場合も多くUIがサービスに及ぼす影響範囲も広いため単価も高い傾向があります。よくUXとともに使われることが多いですが、UXデザインについても考慮する必要性があるため奥行きもあります。

ステータス変化などによるシステムが入ったデザインスキルが高まる

ステータスの変化とは、例えば記事を作成中なのか作成完了なのか、はたまた削除済みなのかといった状態変化のことです。

webデザイナーの場合この状態によるデザインを考える機会が少ないためUIデザインに関わるとエンジニア側から多くの修正依頼を受けます。記事が全くない場合は、この画面はどうなるのでしょうか?などなど。

プログラムを書くとこのステータスの変化を自身が考えながら実装するため、ステータスの変化に考慮したデザインを考える癖づけができるようになります。

癖づけができると、デザイン作成時にも状態変化を組み込んだ表示方法などのワンランク上のデザイン設計ができるのは非常にメリット高いです。

UI/UXに配慮した開発が可能になる

プログラミングを学び開発部分のみに携わる場合は例外ですが、デザイナーがプログラミングを学ぶ良さは使い勝手やわかりやすさを配慮した開発ができるのが、プログラムだけを書く方と大きく差別化できるポイントだと思ってます。

ただ動くものを作るということから、より使い手に配慮し機能するサービス開発ができます。この配慮は受託する場合や自分で行う場合にも強みになります。

エンジニアとコミュニケーションがスムーズになりwinwinを築ける

僕自身全くプログラムを知らなかった時よりも随分エンジニアサイドが言わんとすることがわかるようになったと感じます。

状態の変化によるデザインの出し分けや条件分岐によるデザイン、サクセスメッセージや画面設計についてはだいぶと話がわかるようになりました。

制作に関わるところ以外でもGitHub管理でのレビューなどでも役に立っています。

最近はwebデザイナー側もGithubを用いることも多いとは思いますが、feature/hotfix/fixやimo,WIPなど管理の中で用いる用語も独特でデザイン管理にも転用ができるものがあります。

仕事を獲得しやすくなる

これは正直人によりますが、やれるデザインの幅やデザイン以外の切り口などが増えるため獲得しやすくなります。

以前までwebサイトに関わることも多く今でもwebに関わってはいますが、サービス開発のプロジェクトに関わったり、アプリのUIや業務システムUIデザインを行ったり、デザインから開発までを請け負ったりと関わる幅が随分広くなりました。

横断的にやれる人は少ないので、良し悪しはその方の感じ方次第ですがプロジェクトの中では重宝されやすいです。

自分でまるっとサービスを作れるようになる

僕個人としては、これが最大のメリットだと思っています。

自分で作る場合には、デザイン力、プログラミング技術、マーケティングなどが絡みます。よく総合格闘技だ!と比喩されることも多いですが本当です。

自分でデザインから始めてプログラミンまでやってリリースできれば費用をかけずにチャレンジできます。単純計算でサービスを作るのに2、300万かかるとすると数百万のコスト削減!!パソコン1つだけであればビジネスできるのは非常に夢があります。

僕自身もSAKETUMAというサービスを開発しました!

オンライン飲み会で遊べるサービスですが、伸び悩んでるの是非使って欲しいです・・。 気になることを相談募集することもできます!

オンライン飲み会で遊べるボードゲームSAKETUMA

あとはマーケ力。ここが一番大事でもありますが自分でローンチまでできるのは最大のメリット!

サービス開発してビジネスとして機能すれば、デザイン提案にも説得力が格段に増します。デザイナーはビジネス視点で考えることを要求されますが、実践的にやっている人はいないのでかなり貴重だと思います!

松井 貴史
フリーランス・副業向けチームビルダーのためのプラットフォーム、MENTION(メンション)開発|RUBYDESIGN.代表(http://rubydesign.jp)|デザイナー&エンジニア|趣味:旅行・サウナ・ポーカー・ワイン|ビジネスライフハックもたまに|提携や仕事の相談は気軽にDMください

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