脱wordpressしたい時に知っておきたいメリットとデメリット
こちらの記事では、世界の3割、国内では6%が利用していると記載されているwordpress。なぜあなたはwordpressを使いたい、使っているのでしょうか。
自分自身もこの答えを出すために、今後脱wordpress化を行おうと考えています。そこで、今回は脱wordpress化する事でのメリットやデメリット、懸念点などなどをまとめました。
wordpressのメリットてなに?
まずwordpressのメリットとは何でしょうか。主観盛りだくさんですが、大抵はこの辺りかなと思っています。ご参考までに。
- ・簡単に動的サイトが作れる
- ・プラグインが豊富
- ・デザイナーでも導入ハードルが低い
- ・無料で使える
- ・SEO対応もやってくれる
簡単に動的サイトが作れる
ブログ機能や更新型の機能を盛り込んだサイトを作ろうとすると、ある程度プログラミングの知識が必要となりますが、wordpressはテンプレートも豊富に存在しているため、あまりwebの知識がなくても動的サイトを作れるのは大きなメリットです。
プラグインが豊富
wordpressはプラグインが豊富という事はどんな記事を読んでも書かれいてるので、事実に基づいたメリットだと思います。有料/無料の違いはあれど、プラグイン一つでいろんな機能が使えるようになるので、使えるサイトがゴールという場合は、かなり心強いのではないでしょうか。
デザイナーでも導入ハードルが低い
自分自身、始めの頃は知り合いのエンジニアさんに頼み、クライアントさんのお問い合わせフォームやブログの更新システムを外注していました。 自分でやれないかと思いwordpressに挑戦したら案外出来たみたいなことがあり、外注する事もなく対応できるようになりました。 これは皆さんもあるあるなのではないかと。自分で、これは出来ないと決めていたんです。 おそらくこれがデザイナーの自分でも、もっとプログラムを学んだら、作りたいものが作れるんじゃないかと思うきっかけにもなった部分だと思います。
無料で使える,SEO対応もやってくれる
少しまとめてしまった所もありますが、言わずもがなwordpressは有料プラグインを使わなければ無料で利用が出来ます。それが、wordpress利用者が全世界にいる理由だと思いますし、メリットだと思います。 SEOもプラグインなどを入れると基本的な設定を行ってくれます。
wordpressのデメリットてなに?
メリットはデメリットでもあるので、wordpressのデメリットをあえてあげるとすると下記なのかなと思っています。これは個人差があるのであくまでも自身の意見です。
- ・誰でも使えるから単価が下がる
- ・プラグインの互換性エラーを念頭に置く必要がある
- ・セキュリティが弱い
- ・表示スピードが劣る
誰でも使えるから単価が下がる
実際wordpressで制作して単価を抑えられたという経験はないですが、wordpress内のテーマを使うと誰でもwebサイトを作れてしまうので、wordpressの存在を知っていたりすると、簡単で誰でも使えるという語弊が生まれ安いと言うデメリットが考えられます。 ある程度の企業になるとリニューアルをする事も多くあるので、そのような間違った認識からwordpressぐらいでと言った事になるのかもしれません。
プラグインの互換性エラーを念頭に置く必要がある
wordpressは、プラグインの豊富さが魅力の一つですが、その一方プラグインを多様する事でプラグイン間での互換性エラーが発生してしまうのがデメリットではないかと思います。調べる事でエラーを解消出来たりしますが、知らないうちにエラーが発生したりするので注意が必要です。
セキュリティが弱い
wordpressは、セキュリティが弱いという記事が多く見受けられますし、利用者が多いという事は、wordpressをターゲットにした攻撃も多く存在するという現実があります。 実際wordpressを使っていて迷惑メールはあるものの攻撃された事はないので何とも言えないのですが、セキュリティに対する知識がないと万が一の場合対応できない場合がありそうです。
表示スピードが劣る
こちらもwordpressのデメリットとしてよく上がるものですが、プラグインを使うとパフォーマンスを上げてくれるものはあります。 ただプラグインを多用して色んなプラグインであったり、機能を盛り込んでしまうとスピードが落ちる可能性があり、SEOとして不利になります。
いままでの記事をどうやって移管するか問題
wordpressからwordpressへの記事の移管は、旧サイトの記事をエクスポートし、新規のサイトでインポートすればいいのでまだ楽なのですが、今回はwordpressの記事と画像を全てエクスポートして、新規サイトに全て読み込ませる作業が必要です。現在、色々と最適なやり方を調べているところで、ここがちょっと厄介だなと思っている部分です。
まとめ
何で作るかという事は結局のところ制作サイドの話であって、提供される側はどのツールを使うかは気にしている人は少数派なのかなとは思ってはいます。 それにツールをどれにするかという事よりもその時に最適な手段で行うと言う事が大切です。 ですがwordpressだけではなく、実際phpなどを使ってwebサイトを作成するだけでもまた違った見え方が出来るし、技術の向上や提案への選択肢も増えるとも思っています。
もし、wordpressからちょっと離れて見たいと思っている方は是非まずは自分のサイトから挑戦する方がいいと思います。ではでは、今回はこの辺で。