フリーランスのチームを作ってみてどうだったのか。4ヶ月たった今を振り返る。

フリーランスのチームを作ってみてどうだったのか。4ヶ月たった今を振り返る。

どうも松井です。

これまで仕事をずっと1人でやってきましたが、4月からフリーランスの方に月額契約で仕事をお願いするように切り替えて4ヶ月経ちました。今は2人の方にお仕事を手伝ってもらっています。

結論は正直やってよかったです。

仕事量もすでに1人で抱えれきれない状態を続けてきていたので、お願いする事でリソースも増えました。2人の方に月額契約でお願いをしているので、その分の支出はありますが、常にお願いできる関係は頼む側からしても心強いです!

募集はTwitterとブログとbosyuというサービスを利用しました。

SNSやサービスを使って積極的に募集!

2月にブログやSNSでメンバーを募りました。ただ正直フォロワー数が少ないため初めの頃は全然集まりませんでした。

募集を始めて3月ごろからようやく応募がきはじめました。今考えるとクラウドワークスなどで募集すればよかったと思ったんですが、仲介を解さずにやる方がストレスがないのでよかったとも思ってます。

計10名ぐらいの方から募集をいただきましたが経験者のみとチームを組むことにしました。

情報が集まりやすくなった

1人ではないメリットはリソースが増えるとは別に情報が集まりやすくなるメリットもありました。

これまでは自分一人でやってきたため自分のやり方以外知らなかったのですが、違うアプローチを知ったり提案してもらったりすることで情報の量が増えました。

これは自分だけではなくそこにいるメンバーにとっても同じでした。チームでやる良さは情報が集まりやすい環境ができる事も1つのメリット。依頼者と受託での金銭目的の関係だけではなく、受ける側にとっても新しいやり方を知るので大いにメリットがある事を実感できました。

問題解決が爆速になるけど、初めは時間もかかる。

情報が集まりやすくなったことで問題解決スピードも格段に上がりました。バグなど含めて自分でも気づけなかった箇所の特定から解消まで、人が増える事でスピードは改善されました。

スポットでの契約ではなくフリーランスの方と月額契約しているので、細かな不具合も動いてもらえる体制を作れたのはよかったです。完全請負の場合はそうはいかないと思います。

ただ初めの頃ぶつかった課題はサイトへの理解でした。おそらく1ヶ月以上はかかったと思います。いやそれ以上かもしれないです。時間を使ってやってくれているものの上手く改善できているのか、クオリティとして問題ないものが上がってくるのかがすごく不安でした。

デザインやコーディングなどはクセがあるので僕の書き方や作り方を把握してもらう必要があるし、さらにクライアントさんの事業を理解しなければいけない点は結構パワーを使っています。

ここはこれからもきちんと何度も説明をしてやっていくほかないかなと思っています。

副業の方は難しい…

はじめは副業の方にお願いしていましたが、肌感として常にお願いするには難しいかなと感じやめることにしました。

本業が終わってしまってからのスタートがほぼと考えるとやはりコミュニケーションを取る時間を副業の方に合わせる必要が出てきます。受託などの場合の相手に合わせる要素が強い場合には少し不向きでした。

自社サイトなどマイルストーンや優先度が高くないものについては副業の方にお願いするとすごい力を発揮しそうなので、レベルの高いエンジニアさんやデザイナーさんにお願いする事も検討しています。

タスクはGithubのプロジェクトカンバンで一括管理

プロジェクトごとのやること管理はすべてGitHubでの一括管理をすることにしました。エンジニア中心に活用されているGitHubなんですが、カンバンを作る事ができて便利です。

カンバンはToDo/InProgress/Doneにわけて管理をしています。当初は確認中というカンバンも作成していましたが、確認中もInProgressにまとめることでよりシンプルになり、わかりやすくなりました。

それに各カンバンに移動していた時間も省けるようになりました。ToDoには1週間のアクションを作成しておき週ごとに完了してもらうようにしています。

プロジェクト単位でお願いする人を固定化する方がいい

お仕事はプロジェクト単位で固定してお願いするようにしました。

ただでさえフリーランスは複数の仕事を抱えています。プロジェクトを横断的にやると考える時間も分散されて、ついつい言われたままにやらざる終えない状況が生まれるからです。考えてくれない問題はどこの現場でも起こるんですが大抵はこの現象や時間の問題があるのではとないかなと思ってます。

プロジェクト単位の方が理解度のスピードも上がるし、今後やる事も理解してもらいやすくなる、それに頼む僕の方もどの人に頼めばいいか判断しやすくなりました。

分報チャンネルは案外活発化しない

RUBYDESIGN.は完全オンラインチームなため今何をしているのかわかるよにすべくプロジェクトのチャンネル以外に文報チャンネルを作ったんですが今のところあまり活発化していません。

プロジェクトのチャンネルがあることやタスクごとのやり取りはGitHubでやる事もあって十分なこともあるんです。

ただ、個人的にいつまでやるのかを細かく共有してくれるパートナーが現れてきたおかげで救われたのを覚えています。

あまり使われなかったらチャンネルを閉じようかと思ってましたが、もう少し様子をみたいなと思う部分です。

分報チャンネルとは?という方はこちらの記事をお読みください

またSlackでtimesを始めてしまった

管理はしない方が上手くいく

基本的に目的や週ごとのやることを決めていつまでやるのかを共有してもらうぐらいで基本管理はしないようにしています。僕もそうですがそもそもフリーランスの方は管理されたくないと言う気持ちが強いんではないんでしょうか。

それに社員でもないので管理をすると事自体に違和感がありました。やれと言われてやるのって全然楽しくありません。受託の場合は特に、コントロールができない事も多いので出来るだけストレスを抑えてパフォーマンスを発揮できる状態を作るのが僕の役目だと思っています。

松井 貴史
顧問・パートナー型の受託専門WEBデザイナー兼ディベロッパー。UXUI改善運用からWEBシステム開発までワンストップで提供しています。自身でもデザイナー発!個人開発者として日々の気づき、アクション、考え、ノウハウをTwitterで発信中。オンラインゲームSAKETUMA開発

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