アイディアより自分ごと化が大切と気付かされた1年
こんにちは!マツイです。
昨年からプログラミングを学ぶと決めてから1年が経ちました。デザイナーとしての仕事の領域もここ1年でサービスづくりにシフトチェンジしました。今回は、サービスづくりをいくつか携わる中で感じた事を書きます。
全くわからない状態からプログラミングを学んで1年が経った
昨年の6月から全くプログラミングがわからない状態から学び始め、1年の中で2つのサービスを作る事ができました。日頃はデザイナーとして活動しているので、まだまだ仕事優先になる事も多く、スローペースです。ですが自社他者問わずサービス作りは、受託とはまた一味違った魅力があるのですごく楽しいです。
MONOCREWサービスをリリース
SNSで、探しモノがカンタンに見つかる! | MONOCREW
今年の4月の頭に初めてプログラミングを学びながらリリースしたのがMONOCREW(モノクル)。言語は、phpのフレームワークlaravelを使用しています。内容は、snsで探し物をしている人と、その探し物に心当たりがある人を結びつけるマッチングサービスです。 オンラインで知り合った仲間と作った処女作です。初めてのリリースだった事もあり、とてもワクワクしました。発信は、SNSのみでしたが、リリースしたらすぐに開発会議さんに取り上げてもらえたりで、作る楽しさを経験できました。
https://rubydesign.jp/blog/monocrew.html
Qooonの事前予約をスタート
monocrewをカスタマイズして、犬の課題・知識を共有するためのサービスを作りました。こちらは、まだ事前登録段階ですが、現状でも飼っている犬の登録ができます。こちらは、時間の空きを見つけながら気ままに更新していこうと思っています。
https://rubydesign.jp/blog/pre_registration.html
アイディアより自分ごと化できるか
ただ、どちらのサービスも自分自身があまり使っていないという事に気づきました。自分がいうまでもないのですが、課題は自分自身にフィットしているものの方がはるかに改善しやすく、使い手の気持ちもわかります。
この時は、アイディアだけではなく、愛情がないとダメ(継続しにくい)なんだという事に気づかされました。こんなサービスがあったらいいなと想像を膨らます事も大事ですが、自分の生活で使わないものは、無理して使ってもそのうち使わなくなります。
なので、サービスを作ったり、課題に挑戦する場合は、できるだけ自分の身近な課題からサービスを作る方がリリース後も改善しやすいです。
自分が一番のファンになる
よく、自分が使いたいものを作りましたというサービスを見かけます。市場規模の大小は抜きにして、サービスはやはり作り手が一番のファンになる事が必要条件だと思います。誰も使わなくても、自分だけでも使い続ければ、改良を加える事もできます。
サービスを作る時に、このサービスを作ったらと自問自答してみてファンになれるか、本当に使いたいのか考える事は大切だと思います。その際に「自分は使わないけれど・・」という言葉が出れば、サービス自体を見直す、またはピボットするのも手だと思います。
どうすれば自分ごと化するかも考える
サービス作りに関わる場合で、一見、自分から遠い存在のプロジェクトに関わる場合も、一度はいかに自分ごと化できるかと考えるようにしてます。 自分の生活のテリトリー内にどうすれば使ってみたいとなるのかを考える事は、そのサービスを浸透させていくフェーズやマーケティングを考える上でも非常に有意義な事だと思っているからです。ただ、いくら頑張っても全く興味がわかないというものもあるので、サービスはできるだけ、初めから自分の課題に近い物に携わる方がスマートだとは思います。 記事を書くにあたり自分自身も「自分ごと化」について調べてみると、こんな記事がありました。ぜひ読んでみてください。
「すべては“自分ごと化”から始まる。それができなければ、内発も気づきも行動も生まれない」――オールアバウト 江幡哲也社長に聞く
サービスを作ると横展開できる
初めてサービスを作ったあと、復習も兼ね別の作ったものをカスタマイズしながら別のサービスを作っていきました。一見失敗したと思っているものでも、一つのサービスを作ると、そのロジックなどを応用して別のサービスができる事がわかります。小さなサービスでもいろんな掛け合わせにより、大きなチャンスも秘めているので、リリースしてあまり反応がなくても、改善点をメモしたりして、次のプロダクトに活かす方が断然いいと思っています。