マイクロソフト流、週4日で働くリアルな感想
こんにちはマツイです。
最近マイクロソフトが試験導入的に週休3日を導入してきました。感じ方は人それぞれですが、実際この働き方を実践した感想をまとめてみました。
実際週4日の方が挑戦する時間が増える
もちろん、僕がフリーランスになって初めからこの働き方をしてたわけではありません。
ただ、週4日で働く事にしてから、心の余裕も挑戦の意欲も生産性も格段に上がりました。今までは、断れなかった仕事も潔く誰かにお願いしたりする事で、心理的なストレスも減りました。 週1日は、体のメンテナンスや学習する時間やサービスを作ったり、自分がやりたいことやこれからの時間に当てています。特に、サービスをリリースまで持っていけたとういう、これまでにない動きや結果が出せたのは、小さな成功体験になっています。
週休3日は語弊、好きなことをする時間
それに個人的には週休3日は、休みではなく純粋に好きな事をする時間と捉えた方がいいのではと思っています。 やはり思うのが、全体的に見た時間のなさです。時間がなかったら、消費意欲も減るし、好きな事も心の余裕も面白いサービスも生まれない。 今必要とされているものは、心のゆとりなのではないかと思います。 もっと遊びや、やりたい事からサービスや面白いものが出て来るようになるといいなと思います。
長期間の休みより定期的に休む
纏まった休みは、旅行や帰省が出来るのでいいのですが、休みが終わるとなると憂鬱な気持ちになる人も多いのではと思います。 大事なのは、定期的に休みを増やす方が、心理的なストレスもグッと減り生産性も上がるのではないでしょうか。
優秀な人が集まる
週4日を発信する良さは、優秀な人材が集まりやすい事だと思います。同じ仕事であればより条件の良い方に行きたくなるのは避けようがない心理です。 最近、僕の知り合いが副業を始めたのですが、理由はそこの会社の優秀な人材を引き止める為、会社全体を副業OKにしたようです。 こちらの記事のこの資料によると、優秀な人材ほど、ワークライフバランスを優先している傾向にあるようです。
週4日を取り入れて利益率が向上した話
週休3日制を導入した企業で利益率が落ちるどころか、向上した記事をいくつか見つけました。ニュージーランドを拠点とする金融サービス企業、パーペチュアル・ガーディアン(Perpetual Guardian)は、240人の従業員を週4日勤務にしたところ、生産性が20%向上。また、ガーディアンの報告で紹介された企業の間では、生産性が最大30%改善したようです。 そもそも、以前は週6日労働だった訳で、1日8時間労働と週休2日という現在のかたちは、20世紀になって米自動車メーカーのフォードなどが導入したことで広まったようです。下記の記事を参照。 「週4日勤務」を試験導入したら--従業員の熱意が上がり、ストレスは減少:研究結果
まとめ
全ての企業が導入したらよくなるとは言い難いですし、単純に時間を短くする事で、利益が上がるとも思っていません。そもそも、休みになる事で消費者が支障をきたすような事があっては意味がありません。個人の場合も、フル稼働させた方がもちろん稼ぎもいいです。 駆け出しの頃は、どんな仕事も好き嫌いせずに受けるというのは大切ですし、初めは質より量だと思ってやってきました。 ただいつまでも同じではいけません。口を揃えていうのが、これだけ働いてアッパーが見えたという事です。 自分に鞭を打ってやり続けるのも大事ですが、いつか心が折れてしまう可能性も十分にあります。体力的にも持たなくてなってきます。それを出来るのは、ほんの一握りです。 だからこそ、目的はなんなのかを考えて、属人的にならないよう働くパファーマンスをあげる環境を意識して作っていく方がいいなと思っています。